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なぜ小鼻縮小と軟骨縛りを一緒に行うのか? — 団子鼻と斜鼻(曲がり鼻)を同時に矯正した症例から見る基準

2026. 4. 17.

広がって見える団子鼻と片側に曲がった斜鼻(曲がり鼻)を同時に矯正した症例 — なぜ鼻先の軟骨縛りと非切開小鼻縮小を組み合わせたのか、鼻筋が低い場合に鼻中隔の曲がりも一緒に整えるべき理由、そして小鼻縮小が必ずしも必要ではないケースについて解説します。

重要ポイント

  • 鼻先が広がって見え、中心もずれている場合、高さを変えるだけでは不十分です。鼻先のボリュームと向き、そして鼻筋の中心を一緒に整えることで、全体の印象が落ち着きます。
  • ご紹介する症例は、過去の糸による鼻施術の残存糸を除去するとともに、鼻先の軟骨縛り+非切開小鼻縮小+曲がった鼻筋の中心矯正を組み合わせました。
  • ただし、団子鼻だからといって必ず小鼻縮小が必要なわけではありません。状態によっては鼻先の軟骨縛りだけで改善するケースもあるため、まずは構造の確認が優先されます。

鼻先が広がって見えたり中心がずれていたりする場合、単純に高さを変えるだけでは満足のいく結果を得ることは困難です。このようなケースでは、小鼻縮小と軟骨縛りを併せて検討し、構造的なバランスを整えることが重要になります。特に、鼻先のボリュームと向きを同時に調整してこそ、全体の印象が自然に仕上がります。

本記事では、広がって見える団子鼻と片側への曲がりを同時に矯正した実際の症例を中心に、どのような点をどのような順序で確認したのかをご紹介します。

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どのような状態であり、なぜ組み合わせが必要だったのか?

この症例は、鼻筋が片側に傾いているとともに横に広がった団子鼻の形状を呈しており、全体的な非対称性に加えて、鼻先が幅広くぼってりとして見える特徴がありました。このような構造では、単に高さを調整するだけでなく、中心をまっすぐに整えながら鼻先と鼻筋のバランスを同時に整える過程が重要になります。

下から撮影した写真では、鼻先の軟骨が広がり小鼻が横に寝たように開いているのが確認でき、正面からは鼻筋が低いためあまり目立たないものの、鼻中隔が片側に寄っている軽度の鼻中隔弯曲症の形状が観察されました。このような場合、手術時に一緒に矯正する必要があります。鼻筋が低いときはあまり目立ちませんが、高さを出すと曲がっている部分がより際立ってしまうことがあるためです。

また、過去に糸による鼻の施術を受けた履歴があったため、再手術として進めながら残存する糸を除去し、構造的な安定性を高める方針を立てました。

02

手術はどのように構成されたか?

患者様が自然な変化を希望されたため、軟骨縛りで鼻先を整えつつ、高さを適度に補う計画としました。整理した構成は以下の通りです。

部位手術内容手術理由
鼻先鼻先の軟部組織調整+軟骨縛り広がった軟骨を寄せ、幅広くぼってりとしたボリューム感を減らすため
鼻筋シリコン約4mm+耳介軟骨による補強過度にならない自然な高さを考慮。鼻が小さく低いため、鼻中隔軟骨だけでは補強が不足していたため
鼻筋の中心偏った鼻中隔を同時に矯正高さを出すと曲がった部分が際立ってしまう可能性があるため
小鼻非切開小鼻縮小鼻先の軟骨と同様に、小鼻も左右に広く広がっていたため
以前の構造残存する糸を除去糸による鼻手術の履歴があったため、安定性を高めるべく再手術として進行

鼻先のボリュームと左右のバランスを細かく調整し、鼻筋のラインを顔の中心線に合わせて、正面と横顔の双方で安定した流れを作り出すことを目指しました。この過程では、鼻柱、鼻唇角(鼻先と上唇がなす角度)、人中線のつながりも考慮し、鼻先が中心に自然に収まるようにしました。鼻先の矯正において確認するポイントについては、鼻先手術ガイドでより詳しくご覧いただけます。

手術直後はまだ腫れが本格化する前の段階であるため、鼻筋や鼻先のライン、全体的な構造を比較的明瞭に確認できます。構造的な変化は初期にはっきりと現れ、回復過程で徐々により柔らかな形へと落ち着いていきます。正面の比較では、以前の幅広く見えていた鼻の形状が、すっきりとしたスリムな印象に整ったことが確認できました。実際の矯正症例は、ビフォーアフター写真でご確認いただけます。

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団子鼻には必ず小鼻縮小が必要ですか?

一般的に、団子鼻を改善するには必ず小鼻縮小を行わなければならないと思われがちですが、状態によっては鼻尖の軟骨結びだけでも十分に改善するケースがあります。今回の症例では、鼻尖の軟骨だけでなく小鼻自体も左右に広がっていたため、小鼻縮小を併用しました。

小鼻縮小を行うと笑ったときの表情が不自然になったり、小鼻の周りに痕が残ったりするのではないかと心配される方もいらっしゃいますが、切開法のほかに負担を軽減できる非切開法もあります。切開法を選択する場合でも、デザイン次第で自然に仕上がるケースが多いため、過度に心配される必要はありません。

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まとめ — 高さの前に構造の確認が先決です

団子鼻と曲がり鼻が混在している場合、どちらか一方だけを手術しても全体の印象を整えることは困難です。今回の症例では、広がった軟骨を寄せる鼻尖軟骨結び、幅を狭める非切開小鼻縮小、そしてズレていた鼻筋の中心を真っ直ぐに整える処置を組み合わせました。ただし、同じ団子鼻であっても、小鼻縮小が必要なのか、軟骨結びだけで十分なのかはお一人おひとり異なります。ご自身の鼻にどちらが適しているかお悩みの場合は、1:1のビデオカウンセリングで構造をご確認いただけます。

医療法第56条第1項を遵守し、KOWON美容外科が作成しました。

手術後、炎症、出血、神経損傷などの副作用が生じる可能性がございますので、当院の医療チームにご相談ください。

よくあるご質問

カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。

団子鼻の矯正に小鼻縮小は必須ですか?
いいえ、必須ではありません。主な原因が鼻尖軟骨の広がりである場合は、鼻尖軟骨結びだけでも改善するケースがあります。小鼻自体が左右に広く広がっている場合に小鼻縮小の併用を検討しますが、どちらが適しているかは、まず構造を確認した上で判断します。
鼻筋が低いのですが、鼻の曲がりも一緒に矯正すべきですか?
鼻筋が低い状態では曲がりがあまり目立ちませんが、手術で高さを出すと曲がっている部分がより際立ってしまうことがあります。そのため、軽度の鼻中隔のズレであっても、手術時に一緒に整えておくことが望ましいです。
以前に鼻の糸リフト(スレッドリフト)を受けましたが、再手術は可能ですか?
今回の症例のように、残った糸を除去しながら再手術を進めるケースもあります。既存の構造を整理し、新たに作り直すプロセスとなるため、過去の施術歴を正確にお伝えいただき、状態を確認した上で手術の方針を決めることが重要です。

施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。

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