団子鼻手術:骨切り幅寄せや小鼻縮小は必ず必要? ― 鼻先手術だけで十分なケース
2024. 5. 21.
鼻筋が太く見えても、団子鼻の整形において骨切り幅寄せや小鼻縮小が必須とは限りません。本記事では、鼻骨の幅、鼻先、小鼻、鼻弁(鼻腔バルブ)の機能を直接診察した上で手術範囲を決定する理由について解説します。

重要ポイント
- 団子鼻であっても、骨切り幅寄せや小鼻縮小が必須というわけではありません。ご自身で調べられた手術リストと、実際に患者様の鼻が必要としている手術内容は異なる場合があります。
- 骨切り幅寄せや小鼻縮小が呼吸に与える影響は、鼻骨の幅、鼻弁(鼻腔バルブ)、小鼻の構造、そして手術範囲によって異なります。
- 当院では写真だけで鼻先手術をおすすめすることはありません。横に広がって見える原因と機能を直接診察・評価した上で、本当に必要な手術範囲を決定いたします。
「調べたところ、骨切り幅寄せと小鼻縮小が正解のように思えますが、私の鼻により適した団子鼻手術はあるのでしょうか?」
このご質問は、団子鼻手術について調べていた方から寄せられたものです。鼻筋がやや太いためメガネをかけると鼻が目立って大きく見えてしまい、できればシリコンなどの人工プロテーゼは使いたくないとご希望されていました。ご自身で太く見える部分に印をつけた写真を送ってくださり、ご自身の検索では骨切り幅寄せと小鼻縮小が解決策のように思えたとのことでした。
この記事では、そのご質問への回答として、なぜ骨切り幅寄せや小鼻縮小の代わりに鼻先の手術をおすすめしたのかを整理して解説します。
01
団子鼻手術には骨切り幅寄せと小鼻縮小が必須なのでしょうか?
いいえ。団子鼻手術において、骨切り幅寄せや小鼻縮小が必ずしも必要となるわけではありません。ただし、写真だけでは鼻先の手術が正解であると断定することもできません。
検索で見つかる手術プランは「団子鼻に対して一般的に行われる手術」かもしれませんが、「ご自身の鼻に必要な手術」と必ずしも一致するわけではありません。補足すると、写真で拝見した現在の鼻の形は決して不自然でも深刻でもありませんでした。手術プランを決める前に、まずはどの部位がなぜ太く見えているのかを確認するのが先決です。
02
なぜ太い部分を直接縮小してはいけないのでしょうか?
鼻筋の幅を狭める骨切りや小鼻の手術は、手術の範囲や既存の鼻弁(鼻腔弁)の構造によっては呼吸に影響を与える可能性があるため、機能面の評価が必要です。逆に言えば、太い部分を縮小する手術のすべてが必ず呼吸の問題を引き起こす、と決めつけるべきでもありません。
そのため、太く見える部分を直接削るのではなく、別のアプローチをおすすめしました。
| アプローチ | 目次 | 本症例における判断 |
|---|---|---|
| 骨切り幅寄せ/小鼻縮小 | 鼻骨の幅/小鼻を調整 | 必須ではない — 構造と機能の評価後に判断 |
| 鼻先の手術 | 鼻先の形状と支持構造を調整 | 原因が鼻先にある場合に検討 |
03
鼻先の手術で、なぜ太い鼻筋がすっきりして見えるのでしょうか?
鼻は全体のバランスによって認識されるため、鼻先の変化が鼻筋の太さの印象に影響を与えることがあります。ただし、ご希望の変化が実際の構造に適しているかどうかは、正面や横顔の写真だけでなく、触診や鼻腔内の機能評価によって確認する必要があります。
鼻先の手術で何を確認し、どのように整えるのかについては、鼻先の手術ガイドでより詳しく解説しています。
04
まとめ — 手術プランを決める前に「なぜ太く見えるのか」を確認する
検索で見つけた手術の組み合わせが、そのままご自身の鼻に適しているとは限りません。鼻筋、鼻先、小鼻のどこが太く見えているのかを鼻弁の機能とあわせて確認した上で、骨切り幅寄せ、小鼻縮小、鼻先の手術の必要性を個別に判断します。
ご自身の鼻に合った方向性を知りたい場合は1:1ビデオカウンセリングで確認でき、実際の改善事例はビフォーアフター写真でご覧いただけます。

鼻の手術を受けようと思っていますが、どの手術が必要か教えてください〜
鼻の手術を考えています〜団子鼻なのですが、写真の赤い部分を何と呼べばいいのか分かりませんが、そこが少し横に広がっているせいか、メガネをかけると鼻が余計に目立って大きく見えます。できればシリコンやプロテーゼを入れる手術はしたくないのですが…今のところ調べた手術は骨切り幅寄せと小鼻縮小ですが、私の鼻にもっと合っている手術はありますでしょうか?



よくあるご質問
カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。
団子鼻手術にはどのような種類がありますか?
鼻筋が広い場合、その部分だけを直接細くすることはできないのですか?
プロテーゼなしで団子鼻を矯正することはできますか?
施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。