ハイコ(HiKo)スレッドリフトの糸の除去 — 糸を一度にまとめて除去したほうが良い3つの理由
2025. 4. 4.
ハイコ(HiKo)スレッドリフトの糸を1本ずつではなく一度に除去すべき理由 — トゲ(コグ)の残留防止、再手術前に糸の高さを把握、皮膚表面の保護。炎症が心配なときに確認すべき点。

重要ポイント
- ハイコ(HiKo)のリフティング糸は、1本ずつではなく一括(アンブロック)で一度に除去すべきです。糸のトゲ(コグ)が組織内に残るのを防げるためです。
- 一括除去を行って初めて糸が何mmの高さで挿入されていたかが明らかになります。この数値は、後にシリコンなどで再手術を行う際の重要なデータとなります。
- 糸を1本ずつ除去すると鼻の皮膚表面が凹凸になってしまうことがありますが、一括除去はそのリスクを最小限に抑えるのに有利です。
「スレッドリフトを受けましたが、今のところ炎症はありません。それでも事前に除去すべきでしょうか?」
鼻整形の代わりにハイコ(HiKo)スレッドリフトを選んだ方のなかには、将来的な炎症を心配して糸の除去を検討される方が多くいらっしゃいます。しかし、除去を決めた場合、どのように除去するかも除去の決断と同じくらい重要です。糸を1本ずつ引き抜くのと一括で除去するのとでは、結果に差が生じる可能性があるためです。
本記事では、ハイコ(HiKo)スレッドリフトの糸の除去において、糸を一度にまとめて除去したほうが良い3つの理由をまとめました。
01
なぜ1本ずつではなく、一度にまとめて糸を除去するのか?
1つ目の理由は、糸の残留を防ぐことです。糸を100%除去するためには、一括での除去がお勧めです。
ハイコ(HiKo)リフトで使用される糸にはトゲ(コグ)が付いています。糸を丸ごと除去せず1本ずつ引き抜くと、メインの芯部分は抜けても、トゲの部分が組織内に残ってしまうことがあります。すべてを一度に除去することで、ダメージを最小限に抑えながらトゲも一緒に除去でき、トゲのようなコグが鼻の中に残るのを防ぐことができます。
| 除去方法 | 違い |
|---|---|
| 1本ずつの除去 | 芯部分は抜けるが、トゲ(コグ)が組織に残る可能性がある |
| 一括(丸ごと)除去 | トゲ(コグ)も損傷なく一緒に除去 — 糸の残留を防止 |
02
再手術をお考えなら、なぜ「糸の高さ」が重要なのでしょうか?
2つ目の理由は、再手術の計画に直結する点です。ハイコ(HiKo)の糸を塊(en-bloc)で丸ごと除去して初めて、何mmの高さで挿入されていたのかが分かります。
その高さを把握することで、除去後にシリコンを挿入する際、何mmのものを入れるべきかを決定できます。逆に糸を1本ずつ除去してしまうと、糸によって鼻筋がどれくらい高くなっていたのかを知ることが不可能になります。糸の除去と同時にシリコンを用いた再手術を行う場合、この高さが鼻の形を作るための極めて重要なデータとなります。
03
皮膚の表面にはどのような影響がありますか?
3つ目の理由は、鼻の皮膚の凹凸(でこぼこ)を最小限に抑えることです。糸を1本ずつ除去すると、皮膚の表面に凹凸が残ってしまうことがよくあります。
実は、最初から一括除去(en-bloc)を行っていたわけではありません。元々は非開放(クローズド)や1本ずつ糸を除去していましたが、上記の3つのメリットがあるため、現在は一括除去法が採用されています。糸の除去がどのように進められるかは、糸の除去の手術ガイドで詳しくご確認いただけます。
補足として、糸の除去を行う際は、どのような糸がどのように挿入されたかによって除去計画が異なるため、安定して綺麗に仕上げるには施術を受けたクリニックの方法に合わせた除去を行う必要があります。
04
まとめ — 「取り出すこと」よりも「どのように取り出すか」
ハイコ(HiKo)スレッドリフトの除去は、単に糸を取り出すと決めるだけで終わりではありません。一括で除去することでトゲの残留を防ぎ、再手術の計画に活かせる糸の高さを把握でき、皮膚表面の凹凸も最小限に抑えられます。挿入された糸の種類や現在の状態によって除去計画は異なりますので、炎症が心配な場合は、まず現在の状態を確認することが第一です。
鼻の糸の状態が気になる方は、1:1のビデオカウンセリングで現在の状態や今後の可能性についてご相談いただけます。
















よくあるご質問
カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。
まだ炎症が起きていなくても糸を除去すべきですか?
糸を1本ずつ除去すると、どのような問題が生じますか?
糸の除去直後に再手術を行うことはできますか?
施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。