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術後1年半で鼻先が下がったと感じたら — 原因の確認、時期、糸リフトの症例

2025. 11. 11.

鼻筋にシリコン、鼻先に鼻中隔軟骨を使用して1年半後に鼻先が下がり平らになったと感じるというご相談への回答です。軟骨の広がりなどの考えられる原因、再手術が可能になる時期、糸リフト後の糸の除去・再手術の症例について解説します。

重要ポイント

  • 手術後に鼻先が下がったり広がったりしたと感じられる場合、軟骨の広がりや、組織の変化・吸収などの他の原因が考えられます。正確な原因は直接の診察を通じて確認する必要があります。
  • 術後1年半は一般的な最小回復期間を過ぎていますが、再手術の時期は現在の組織や炎症の状態を確認した上で決定されます。
  • 実際に軟骨が広がり鼻先が下がっている場合は、オープン法によって鼻尖軟骨を再び引き寄せて固定することで矯正を行います。

「鼻中隔軟骨で鼻先を手術し、鼻筋にシリコンを入れましたが、約1年半経って鼻先が少し下がったように感じます。赤くはなっていませんが、色素沈着のように丸く黒ずんだ部分があり、触ると膨らんでいるはずの部分が平らになっています。軟骨が広がってしまったのでしょうか?再手術を受ける場合、3ヶ月後でも可能ですか?また、鼻先を触ると何かが動くような感覚があるのですが、軟骨が離れてしまっているなら矯正できますか?」

鼻は顔の中心に位置し全体の印象を左右するため、時間の経過とともに鼻先が下がったり形が変わったりすると、再手術を考えるようになります。シリコン挿入後に鼻中隔軟骨が変形したり、鼻先が平らになったりするケースは意外と多く見られます。本記事では上記のご質問への回答に加え、糸リフトから再手術に至った症例について詳しく解説します。

01

鼻先が低くなり平らになったと感じる — どのような原因が考えられますか?

記載された症状のように、手術後に鼻先が下がったり広がったりしたように感じられる場合、軟骨の広がりや、組織の変化・吸収といった他の原因が考えられます。

ここで重要なのは、感触だけでそのいずれであるかを断定することはできないという点です。正確な原因は直接の診察を通じて確認する必要があり、原因によって手術方法も異なります。

02

再手術はいつから可能ですか?

術後1年半であれば、通常は最低限の回復期間を経過しています。それでも、すぐに進められるかどうかは、現在の組織の状態、炎症・瘢痕の状態、必要な矯正範囲を直接確認した上で決定する必要があります。

実際に軟骨が広がり鼻先が下がっている場合、再手術ではオープンアプローチ(開放法)から切開し、鼻先の軟骨を再び引き寄せることで矯正します。再手術は鼻先の構造を再編成して形を安定させることが重要となるため、綿密なカウンセリングを経て進めることが望ましいです。再手術前のチェックリスト項目は再手術ガイドにまとめられています。

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糸で鼻先を高くした場合はどのように違いますか?

手術への不安から、まずはミスコ(Misko)などの糸、溶ける糸、またはフィラーなどの施術を選ばれる方も多くいらっしゃいます。これらは即時的な変化をもたらすものの、構造的な矯正はできません。そのため、時間が経つにつれて満足度が下がり、最終的に再手術を検討される方が多くなります。

糸リフトによる鼻先の引き上げに関して留意すべき点は以下の通りです。

  • コグ(トゲ)付きの糸は鼻先をある程度引き上げますが、鼻筋はそのまま残るため、全体的に不自然に見えることがあります。
  • それを補うためにフィラーが追加されることもありますが、持続期間が短く、立体的な鼻筋を作ることはできません。
  • コグ付きの糸は除去の難易度が高く、高度な技術を要します。そして、糸の除去を行って初めて実際の手術を進めることができます。このプロセスは鼻の内部組織に負担をかけるため慎重なアプローチが必要であり、難易度の高さから費用の負担につながることもあります。

実際の症例では、糸の除去前は鼻先が沈み、鼻筋が低いためライン全体が不自然でした。また、下から撮影した写真では、鼻先に糸が固まっているように見える状態が確認できました。糸の除去後、鼻中隔軟骨を用いて鼻先を高くする手術を行い、術後2週間の時点ですでにラインが安定した様子が見られました。ご自身の状態に糸の除去が必要かどうかは、糸の除去ガイドで詳しくご確認いただけます。

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まとめ — 原因の確認こそが再手術の計画の出発点

術後1年半での鼻先の崩れは、軟骨の広がり、あるいは組織の変化・吸収の可能性があります。原因によって矯正方法が異なるため、感触だけで判断する前に、直接の診察を通じて状態を確認することが先決です。糸リフトなどの施術歴がある場合は、糸の除去を含めた計画を立てる必要があります。ご自身の現在の状態がどのケースに当てはまるか気になる場合は、1:1ビデオカウンセリングにて確認していただけます。

鼻中隔軟骨による鼻尖形成の副作用

鼻尖を鼻中隔軟骨で形成し、鼻筋にシリコンを入れました。1年半経ちましたが、鼻尖が少し下がってきたように感じます。赤みはないのですが、色素沈着のような丸い斑点があり、触ると高くなっているべきところが平らになっています…。軟骨が広がって離れてしまったのでしょうか…?

もし再手術を受ける場合、3ヶ月後くらいに行っても大丈夫でしょうか…?

あと、へこんでいる部分を触ると、何かが少し動いている感覚があります…。

それから、もしこれが鼻尖に固定した軟骨が外れてしまったことによるものだとしたら、再手術は簡単にできますか?

よくあるご質問

カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。

鼻先に触れたときにモバイルな(動くような)感覚がある場合、軟骨が離れてしまっているのでしょうか?
可能性はありますが、断定はできません。軟骨の広がり以外にも、組織の変化や吸収などの他の原因も考えられるため、直接の診察が必要です。もし軟骨が広がってしまっている場合は、オープン法によって軟骨を再び引き寄せることで矯正が可能です。
再手術の前に必須の待機期間はありますか?
今回のケースでは、初回手術からすでに1年半が経過していたため、すぐに再手術が可能でした。日程の調整が難しい場合は、3ヶ月後に進めても問題ありません。経過した期間が異なる場合、状態によって判断が変わることがありますので、カウンセリングでご確認いただくのが確実です。
「手術前のお試し」として糸リフトを受けてもいいですか?
ハイコ・ミスコ・バビコなどの糸リフトをそのように経験される方も多くいらっしゃいますが、鼻の内部は体内でも特に敏感で狭い部位の一つです。外見上は手軽に見えても、後に糸の除去が必要になった場合、かなり複雑なプロセスを要することになります。そのため、施術前の十分なカウンセリングと慎重な判断が必要です。

施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。

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