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  • 再手術

鼻整形から1週間、仕上がりに違和感や物足りなさを感じる時 — シリコン抜去・再手術を決める前に確認すべきこと

2025. 8. 12.

アップノーズ手術から1週間後に違和感を覚え、シリコン抜去を悩まれている方の症例 — なぜこの時期はまだ形が定まっていないのか、なぜ抜去・再手術によって完全に元の顔に戻ることが保証できないのか、腫れのケアやスレッドリフトの除去が難しい理由まで解説します。

重要ポイント

  • 術後1週間は、鼻の形がまだ完全に定まっていない時期です。腫れや形状が不安定なため、現時点での違和感をもって失敗と判断することは困難です。
  • 時間が経っても違和感が残る場合は、執刀医と再手術やシリコン抜去について十分に話し合ってください。ただし、抜去や再手術を行っても、100%元の顔に戻ることが保証されるわけではありません。
  • スレッドリフト(ハイコなど)による施術は特に除去が難しいため、施術前から慎重な判断が必要です。

「アップノーズの手術をしてから1週間が経ちましたが、鏡を見るたびに違和感があって不自然に感じます。シリコンや軟骨をすべて除去すれば、元の顔に戻れるのでしょうか?でも、除去した後にさらに不自然になってしまわないかも怖いです」

手術後は、変化への期待とともに不安も生じるものです。特に術後初期は、腫れや形状の変化によって予想とは異なる姿を目の当たりにし、不安が募りやすい時期です。診察室でもそうした不安を口にされる方に多くお会いします。

本記事では、術後の一時的な変化によって精神的にお辛い時期を過ごされている方に向けて、実際の相談事例をもとに、シリコン抜去や再手術を決断する前に確認すべきポイントを整理しました。

01

術後1週間の違和感 — 失敗と判断できるのか?

アップノーズの手術から1週間ほど経過した時点であれば、まだ鼻の形が完全に定着していない時期です。この時点では腫れや形が不安定なため、今見えている状態を最終的な結果とみなすことはほとんどできません。まず必要なのは、時間の経過とともに経過を見守ることです。

この時期の腫れの軽減と回復を助けるために、以下のようなケアが役立つ場合があります。

  • 頭を少し高く保つこと
  • こまめな温湿布

それでも、さらに時間が経っても仕上がりに違和感を覚え続ける場合は、手術を担当した執刀医と再手術やシリコン除去について十分に相談するという順序になります。

02

シリコンを除去すれば元の顔に戻りますか?

これは最も慎重にお答えすべき部分です。再手術やシリコン除去を行っても、100%元の顔に戻るとは保証できません。

そのため、不安から除去を決めてしまうのではなく、手術の経過をもう少し見守った上で、正確な診断とカウンセリングを受けてから判断することをお勧めします。判断の順序を整理すると以下のようになります。

時期判断
術後約1週間形が定着していない時期 — まずは経過観察
腫れが引いた後も違和感が残る場合執刀医と再手術・除去について十分に相談
除去・再手術を決める際元の姿に戻るとは保証できないことを前提に、正確な診断の上で判断

再手術を検討することになった場合の確認事項については、再手術ガイドでより詳しく説明しています。

03

糸による鼻整形は、なぜ除去が難しいのですか?

シリコンとは異なり、糸を使用した鼻の手術は除去がはるかに困難です。実際、鼻整形の仕上がりに満足できず、糸を除去した後にカウンセリングに来られる方が多くいらっしゃいます。

問題は、一度挿入された糸にはコグ(トゲ)が付いている形状が多いという点です。これらを一本一本除去するのは非常に難しく、ほとんどが外科手術によって除去されます。このプロセスは鼻内部の組織に負担をかける可能性があり、手術の難易度やリスクも相応に高くなるため、費用も上がらざるを得ません。

ハイコ、ミスコ、ベイコなどの糸リフト施術を受けられた方のお話を聞くと、「まずは糸で仕上がりを確認して、後から本格的な鼻整形を受けよう」とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。しかし、鼻の内部は身体の中でも繊細な部位であり、スペースも狭いため、施術自体が手軽に見えても、糸の除去は非常に困難なプロセスになる場合があります。糸による鼻整形をご検討中の場合は、最初から十分に慎重な判断が必要です。糸の除去がどのように進められるかについては、糸の除去ガイドでご確認いただけます。

04

糸の除去後、どのように改善を行いますか?

糸を除去した後、鼻の状態を再診断し、再建が必要かどうかも併せて判断します。このケースでは、除去後に鼻中隔軟骨で鼻尖を支え、高さを調整する方向で手術を進めました。

05

まとめ — 今必要なのは除去ではなく、時間と診断かもしれません

術後すぐの違和感や不安は、多くの方が経験する過程です。1週間はまだ形が定まっていない時期ですので、まずは経過を見守り、それでも違和感が続く場合は執刀医と十分に相談してください。除去や再手術は、完全に元の状態に戻ることは保証できないという点を理解した上で、正確な診断に基づいて判断する必要があります。

ご自身だけで判断が難しい状態であれば、1:1のビデオカウンセリングで現在の鼻の状態に対する所見をお聞きいただけます。

よくあるご質問

カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。

鼻整形から1週間経ちましたが、形が不自然に見えます。失敗でしょうか?
術後1週間は腫れや形がまだ不安定で、鼻の形が完全に落ち着いていない時期です。この時点での見た目で結果を判断することは難しく、時間の経過とともに様子を見て、それでも違和感がある場合に執刀医に相談するという順序になります。
シリコンや軟骨を除去すれば、手術前の顔に戻りますか?
除去や再手術を行っても、100%元の状態に戻るとは保証できません。安易に除去を決めるのではなく、経過を見守った上で正確な診断とカウンセリングを受けてから判断することをお勧めします。
ハイコなどの糸を使った施術は、後から除去できるので負担が少ないのではないでしょうか?
糸にはトゲ(コグ)がついていることが多く、除去が容易ではないため、ほとんどの場合は外科的な手術によって除去されます。その過程で鼻の内部組織に負担がかかり、難易度や費用も上がるため、「とりあえずやってみて、後で取ればいい」と考えるのではなく、施術前から慎重に判断することが望ましいです。

施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。

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