鼻中隔湾曲症の手術後に鼻筋が低くなったように感じる場合 — 正面写真ではわからないこと(Q&A)
2024. 3. 13.
鼻中隔湾曲症の手術(機能的鼻整形)後に鼻筋が低くなり、小鼻が広がったように見えるというご質問への回答です。側面や下からの写真が必要な理由と、機能的な手術だけでも見た目に変化が生じうる理由について解説します。

重要ポイント
- 鼻筋が低くなったかどうかを判断するには横顔の写真が、小鼻(鼻孔)が大きくなったかどうかを判断するには下から見上げた写真が必要です。
- 正面の写真だけでは、どちらも確認が困難です。
- 機能的な手術のみを受けた場合であっても、見た目の変化の可能性をオンライン上で否定することはせず、同じ角度の写真と診察によって確認します。
手術を受けたクリニックからは「形は何も変わっていない」と言われたものの、鏡で見ると鼻筋が低くなったように感じられ、小鼻も大きくなったように見えるというご相談が寄せられました。相談者様は客観的な意見を求め、術前術後の写真を添えて投稿されました。
01
どのような質問でしたか?
- 鼻中隔湾曲症の手術、つまり機能的鼻手術(鼻炎鼻整形)を受けました。
- 手術後、鼻筋が低くなったように感じられ、小鼻が大きくなったように見えます。
- 執刀医は「鼻の形は全く変わっていない」と言っています。
- それでも客観的に確認したく、術前(左)と術後(右)の写真を添えて質問させていただきます。
- 私の鼻の形そのものについての評価もいただけますと幸いです。
02
正面の写真だけで鼻筋や小鼻を比較することはできますか?
確認したい内容によって必要な写真の角度が異なるため、困難です。
| 確認したい内容 | 必要な写真 |
|---|---|
| 鼻筋が低くなったかどうか | 横から撮影した写真 |
| 小鼻が大きくなったかどうか | 下から見上げて撮影した写真 |
相談者様が挙げられた2点は、いずれも正面写真だけでは確認が難しい項目です。そのため、同じ角度で撮影された術前術後の写真を並べて比較する前に、「低くなった」「変わっていない」と判断することには慎重であるべきです。
正面写真だけで「変化はない」と結論付けることはいたしません。同じ条件下で撮影された側面および鼻底部の写真、手術記録、そして現在の支持構造をあわせて確認する必要があります。
03
機能的な手術だけで鼻の形は変わりますか?
目的が機能改善であったとしても、手術の範囲や鼻中隔の支持構造の状態によっては見た目が変化することがあります。個人の変化を平均値で片付けるのではなく、手術記録と現在の構造を担当医とともに確認してください。
現在の鼻の状態が気になり続ける場合は、1:1ビデオカウンセリングを通じて角度ごとに確認を受けることも選択肢の一つです。実際の形状変化は術前術後写真で比較することも可能です。
04
まとめ
手術後に何かが違って見えると感じることは珍しくありません。しかし、その感覚を確認するには適切な角度の写真が必要です。鼻筋は横から、小鼻は下から——この2枚の写真があって初めて、術前と術後を正しく並べて比較することができます。

鼻中隔湾曲症の手術と鼻筋について
鼻中隔湾曲症による鼻炎の手術を受けたのですが、鼻筋が低くなり、鼻の穴も大きくなったような気がします。担当医は鼻の形には全く変化がないと言うのですが、客観的な意見をお聞きした方が良いと思い、写真を投稿します。
左が手術前で、右が手術後です。どの部分が変わったのか、客観的に評価していただけないでしょうか。
また、私の鼻の形についても評価していただけますと幸いです。
よくあるご質問
カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。
手術を受けたクリニックは「何も変わっていない」と言いますが、なぜ違って見えるのでしょうか?
よりスムーズに確認してもらうには、どのような写真を準備すればよいですか?
鼻中隔湾曲症の手術後に鼻筋が低くなることはありますか?
施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。