1mmのシリコンを入れて除去したが元の鼻に戻らない——再び再手術を行う理由はあるか
2024. 2. 19.
非開放(クローズド法)で1mmのシリコンを挿入した後に除去し、5年が経過した場合、再手術によって何を回復できるかを整理しました。当時の見た目に満足していなかった場合、同じ手術をやり直すのがなぜ的を射ていないのかを解説します。

重要ポイント
- 非開放で1mmのシリコンを挿入して除去した場合でも、現在の鼻が手術前と同じかどうかは、診察や過去の写真との比較を通じて確認する必要があります。
- 「元の見た目に戻らないのであれば、次善の策として再びシリコンを入れる」という順序は成り立ちにくいです。当時の見た目に満足していなかったのであれば、同じ結果を再現する理由はありません。
- 再手術を決める前に、取り戻したいのが「手術前の鼻」なのか「手術後の鼻」なのかを明確に区別することが先決です。
「5年前に鼻筋に1mmのシリコンを入れてから除去しました。しかし、元の見た目に戻っていないようです。再び鼻の再手術を受けるべきでしょうか?」
KOWON美容外科に寄せられたご相談の中に、このようなお悩みがありました。骨切りなしの非開放(クローズド法)で手術を行い、1mmのシリコンを挿入した後に除去し、その後何も入っていない状態で5年が経過していました。以前挿入していたシリコンは保管していたものの破損しており、最善としては手術前の見た目に戻したい、あるいは次善の策としてシリコンが入っていたときの見た目に戻したいという内容でした。
01
1mmのシリコンを挿入した後に除去した場合、現在鼻はどのような状態でしょうか?
まず確認すべきことは、その手術によって鼻の構造がどれほど変化したかという点です。
今回のご相談のケースでは非開放(クローズド)法で行われ、執刀医からもシリコン固定のための骨切りは行わなかったと説明されています。挿入されたシリコンも1mmでした。それでも、この情報だけで現在の鼻が手術前と同じであると結論づけることはできません。抜去のプロセス、瘢痕組織(傷跡の組織)、そして皮膚や軟部組織の変化を直接確認し、以前の写真と比較する必要があります。
そのため、「元の姿に戻らない」と感じていても、構造が大きく変わったというよりは、現在の鼻が本来の鼻に近い可能性も合わせて考える必要があります。
02
なぜ「元に戻らない場合の次善の策としてのシリコン」という選択肢は誤りなのか?
ご相談内容では、最善は手術前、次善はシリコンが入っていた時、という優先順位が挙げられていました。しかし、同じご相談の中で、シリコンが入っていた時の見た目も満足のいくものではなかったと書かれています。
この2つの文章は両立しがたいものです。なぜなら、戻りたいとしている次善の対象が、すでに満足できていなかった結果だからです。
| 今望んでいること | 判断の目安 |
|---|---|
| 当時のシリコンが入った鼻に満足していた | 同じようにシリコンを再挿入する選択が可能です |
| 当時の鼻にも満足していなかった | 同じ結果になる手術をやり直す理由はありません |
| 手術前の元の鼻が良かった | 手術をせずに過ごすほうが良いかもしれません |
要約すると、判断の出発点は「再手術をするかしないか」ではなく、「どの時点の鼻に戻りたいのか」です。鼻の構造や支持状態がどのような順序で確認されるかについては、鼻先手術のガイドでもご確認いただけます。
03
病院を変えれば結果は変わるのか?
ご相談では、大学病院で手術を受ける場合と江南(カンナム)で受ける場合で結果が異なるのか、また執刀医が変わっても似たような結果になるのかという質問もありました。
この疑問の前に、決めておかなければならないことがあります。どのような結果を目指すのかという目標が定まっていない状態では、どこで手術を受けるかを比較しても答えは出ません。もし現在の状態が元の鼻に近く、その元の鼻が良かったのであれば、そもそも再手術をしないという選択肢も十分に検討できます。
04
まとめ — まずはどの時点に戻りたいかを決めること
シリコン抜去から時間が経ち、「元の姿に戻らないようだ」と感じると、まず再手術が頭に浮かびがちです。しかし、非開放法で1mmを挿入した後に抜去したのであれば、現在の鼻はすでに元の鼻に近い可能性があります。当時の見た目にも満足していなかったのであれば、同じ手術をやり直す理由はほとんどありません。そして、元の鼻が良かったのであれば、手術をせずに過ごすという選択肢も存在します。
ご自身の現在の鼻の状態がどちらに当てはまるかを確認したい場合は、1:1のビデオカウンセリングで直接チェックを受けることができます。

鼻筋のシリコン再手術
非開放で行いました。執刀医からは、シリコンを固定するための骨切りなどは一切していないと言われました。
1mmのシリコンを入れて、その後に抜去しました。
何も入れていない状態で5年が経ちました。
5年経っても元の姿には戻らなくて、
元の姿に戻すか(これがベスト)、シリコンを入れていたときの姿にするか(次点)、もう一度再手術を考えています。
以前入れていたシリコンはまだ手元にありますが、折れてしまっています。
別の先生であっても、1mmのシリコンを使って非開放で再手術を受ければ、前の手術と似たような結果になるでしょうか?
また、大手の大学病院と江南のクリニックとで結果に違いは出るでしょうか?
シリコンの挿入も抜去も、どちらも江南で行いました。
本当に好きなのは手術を一切受けていなかった頃の姿なんです…正直シリコンが入っていたときの姿も気に入っていませんでしたT_T どうすればいいでしょうか?
よくあるご質問
カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。
非開放で1mmのシリコンを挿入して抜去した場合、鼻に変形は生じますか?
以前挿入したシリコンが折れてしまいました。そのまま再利用できますか?
手術から5年が経ちましたが、今からでも鼻の再手術は可能ですか?
施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。