Veko鼻スレッドリフト後の異物除去 — なぜ起こるのか:糸が問題になる時
2025. 3. 18.
Veko(ハイコ・ミジュコ・バービコ)鼻スレッドリフト後に異物除去が必要になる理由 — 糸が飛び出たり炎症で膿が出たりするケース、溶けない糸とフィラーが混ざり合っているケース、そして除去時に実際に確認される所見について。

重要ポイント
- Vekoは、ハイコ・ミジュコ・バービコといった名前でも知られる糸を挿入する施術であり、手術ではなく施術によって鼻先や鼻筋を高くするために開発されました。
- 施術後に何事もなく過ごされている方も多くいらっしゃいますが、稀に鼻の内側に糸が飛び出たり、炎症によって膿が生じたりして、異物除去が必要になることがあります。
- 除去の過程で見ると、挿入された糸はクリニックによって異なり、問題が生じていたケースの多くは溶けない糸を大量に使用していたり、溶けないフィラーが混ざり合っていたりしたケースでした。
Veko鼻スレッドリフトの後、多くの方からお問い合わせいただくのが異物除去についてです。糸を挿入して鼻の形を整える施術であるにもかかわらず、なぜ後からその糸を取り出す必要が生じるのでしょうか?本記事では、Veko鼻スレッドリフトとはどのようなものか、どのようなケースで異物除去が必要になるのか、そして除去時に実際にどのような状態が確認されるのかについてまとめました。
01
Veko鼻スレッドリフトとはどのような施術ですか?
Vekoは、ハイコ、ミジュコ、バービコなど様々な名称で呼ばれる糸挿入施術です。通常、鼻筋を高くするには人工プロテーゼが必要ですが、Veko鼻スレッドリフトは手術ではなく施術によって鼻筋や鼻先を高くする方法として開発されました。一般的に、トゲ(コグ)のついた糸を鼻先や鼻筋に挿入します。
02
施術後、どのような場合に異物除去が必要になりますか?
多くの方はVekoの施術を受けても何の問題もなく過ごされています。しかし、稀に問題が生じることがあります。
- 鼻の内側に糸が飛び出ているケース
- 炎症が起きて膿が出ているケース
このような場合、糸などの異物を除去したり炎症を治療したりするために病院を受診することになります。異物除去を行ってみると、さまざまな種類の糸が出てくることが確認されます。糸の除去がどのように進められるかについては、糸の除去手術ガイドでご確認いただけます。
03
除去時に観察される状態とは?
異物除去を行ってみると、施術を受けたクリニックによって挿入されている糸が異なることが分かります。糸の挿入方法やフィラーを併用しているか否かなど、クリニックごとの特徴が現れます。
| 観察される状態 | 問題となる理由 |
|---|---|
| 大量の糸が挿入されている場合 | 除去すべき異物の量自体が多くなる |
| 非溶解性の糸が使用されている場合 | 体内に残存して問題を引き起こすケースが多い |
| 糸が絡み合ってL型シリコンのようなひとつの塊になっている場合 | 糸の間に非溶解性フィラーが混ざっており、一塊として除去される |
特に、非溶解性の糸が使用されていたために問題となったケースが多く、中には糸同士が絡み合って全体としてL型シリコンのような形状になり、糸の間に非溶解性フィラーが混ざり合っているケースもあります。そうした場合は全体を一つの塊として除去することになります。
また、現実的な難しさもあります。異物除去に来院される方の多くは、すでに閉院してしまったクリニックで施術を受けられています。施術を受けた場所で経過を確認することが難しい場合は、再手術ガイドを参考にしながら、別途除去やアフターケアの計画を立てることをおすすめします。
04
まとめ — まずは糸の種類と状態を確認することが最優先です
Veko鼻糸リフティングは、手術を行わずに鼻先や鼻筋を高くすることを目的とした施術ですが、糸が飛び出したり炎症が起きたりした場合は異物除去が必要となります。除去の過程では、クリニックによって糸の種類や挿入方法が異なり、非溶解性の糸や非溶解性フィラーが混在している場合は除去のアプローチも異なります。施術後に違和感や不快感がある場合は、まずどのような糸がどのような状態にあるのかを確認することが先決です。
鼻の施術後の状態について気になったり違和感・不快感を覚えたりした場合は、1:1ビデオカウンセリングでお気軽にご相談いただけます。















よくあるご質問
カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。
鼻の糸リフティングを受けた場合、糸は必ず除去しなければなりませんか?
施術を受けたクリニックが閉院してしまったのですが、それでも除去は可能ですか?
糸だけを入れたはずなのに、フィラーも一緒に出てくることはありますか?
施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。