広がった鼻先と曲がった鼻筋を同時に改善した団子鼻の鼻尖形成 — プロテーゼなしの手術症例
2026. 4. 23.
鼻先の軟骨が左右に広がり、鼻筋が片側に傾いていた団子鼻を同時に矯正した症例です。鼻筋の高さが十分にあったためプロテーゼは使用せず、鼻尖軟骨縛りと骨切り幅寄せで構造を整えた過程をご紹介します。

重要ポイント
- 鼻先が広がって見える団子鼻は、鼻先の軟骨同士が離れている構造が原因である場合があり、高さだけを調整しても十分な変化を得ることはできません。
- 本症例では、広がった軟骨を鼻尖軟骨縛りで寄せて支持力を高め、片側に傾いていた鼻筋を骨切り幅寄せで同時に矯正しました。
- もともと鼻筋の高さが十分にあったため、プロテーゼなしで行われました。また、小鼻が広く見えていましたが、小鼻縮小は行わず鼻先の軟骨の整理のみで改善されました。
鼻先が広がって見えたり鼻筋が太く感じられたりすると、全体的に重たく詰まった印象を与えてしまうことがあります。このような形状の場合、単に高さを調整するだけでは十分な変化が得られないことがよくあります。鼻先の構造と鼻筋のラインは互いに影響し合っているため、バランスの取れたアプローチが重要です。
この記事では、団子鼻の鼻尖形成を通じて、広がった鼻先、重たく見える鼻筋、そして片側に傾いた正中線をすべて一度に整えた症例をもとに、そのプロセスを詳しく解説します。
01
どのような状態であり、なぜ高さの調整だけでは改善できなかったのか?
この患者様は鼻先が広がって見える団子鼻に加え、鼻筋のラインが太く重たいため、全体的にすっきりしない印象を与えてしまうケースでした。単に鼻筋を高くするだけでは改善できないため、鼻先の構造を整えて中心を定め、鼻筋と鼻先が自然につながるようにデザインすることが重要です。
写真でも、鼻筋に対して片側に傾いた形が見受けられました。鼻先は極端に厚くはありませんでしたが、下からのアングルでは軟骨同士が横に広がった構造であることが確認でき、これによって広がったように見えていました。このような形態では、斜鼻矯正と団子鼻の矯正を同時に検討することが多くなります。
| 確認された状態 | 適用されたアプローチ |
|---|---|
| 鼻先の軟骨が広がり、横に広がって見える | 鼻尖軟骨縛りで寄せ、支持力を形成して構造を安定化 |
| 鼻筋が片側に傾いている | 骨切り幅寄せで歪みを矯正 |
| 鼻筋のラインが太く重たい印象 | 軟部組織の整理+顔のプロポーションに合わせたライン調整 |
| 鼻先が下に引っ張られているような印象 | 関連する筋肉の処理により補正 |
| もともとの鼻筋の高さが十分にある | プロテーゼは別途使用せずに進行 |
02
手術はどのような順序でデザインされたのか?
横に広がって見えていた団子鼻の鼻先に対しては、鼻尖軟骨結びによって広がった軟骨を寄せ集め、支柱を立てて構造を安定させるとともに、軟組織を整えて余分な厚みを減らしました。同時に、重たく見えていた鼻筋のラインをお顔の黄金比に合わせて調整し、鼻柱、鼻唇角(鼻と上唇の間の角度)、そして人中ラインまで総合的に考慮してバランスを整えました。
鼻先が下へ引っ張られるような印象は、関連する筋肉を処理することで改善しました。もともと十分な鼻筋の高さがあったため、別途プロテーゼを使用せず、女性らしいラインに合わせて斜鼻矯正と団子鼻矯正を同時に適用して手術を進めました。ご自身の組織のみを用いてプロテーゼなしでラインを形成する方法については、自家組織鼻整形(プロテーゼなし)ガイドでさらに詳しく解説しています。
構造的な歪みがある場合、内部構造にも影響が及んでいる可能性があるため、斜鼻矯正では機能的な側面も併せて考慮することが重要です。
03
手術後、ラインはどのように変化したでしょうか?
手術直後は、本格的な腫れが出る前であるため、整えられた鼻筋や鼻先のライン、そして全体の構造を比較的はっきりと比較できるタイミングです。
- 横顔のライン — 凸凹して見えていた鼻のラインがより滑らかに整い、過度にならない自然なカーブが形成されました。
- 口元のバランス — 鼻先の高さが整ったことで、やや突出して見えていた口元が、相対的にバランスの取れた印象へと変化しました。
- 正面の中心線 — 鼻の中心が定まったことで、お顔の正中線が安定し、顔立ちがよりはっきりと際立つようになりました。
このプロセスを通じて、くぼんで見えていた中顔面の立体感が回復し、埋もれて見えていた鼻の重苦しい印象が和らぐことで、お顔全体のバランスが自然に整いました。回復過程で腫れが引き、組織が安定するにつれて、より柔らかく自然な形へと落ち着いていきます。
04
まとめ — 広がった鼻先は、構造の確認から始まります
団子鼻の鼻整形は、単に鼻筋を高くするだけの手術ではありません。広がった鼻尖軟骨の構造、傾いた鼻筋、そして軟組織の厚みを総合的に確認した上でデザインしていくプロセスです。本症例では、鼻尖軟骨結び、骨切り、筋肉の処理を組み合わせてプロテーゼを使わずにラインを整え、小鼻縮小を行わずに横に広がった印象を改善しました。鼻先矯正で確認すべきポイントについては、鼻先整形ガイドでさらに詳しく解説しています。
似たようなお悩みをお持ちの方は、1:1ビデオカウンセリングにて現在の鼻の構造を直接ご確認いただけます。実際の症例写真はビフォーアフター写真でご覧いただけます。









医療法第56条第1項を遵守し、KOWON美容外科が作成しました。
手術後、炎症、出血、神経損傷などの副作用が生じる可能性がございますので、当院の医療チームにご相談ください。
よくあるご質問
カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。
小鼻が広く見える場合、必ず小鼻縮小を行わなければなりませんか?
プロテーゼなしで鼻筋のライン矯正は可能ですか?
斜鼻(曲がり鼻)は見た目だけの問題ですか?
施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。