低い鼻の鼻整形とアップノーズ手術 — 鼻中隔弯曲症も同時に改善できる? 症例解説
2025. 6. 9.
鼻先が上がり小鼻が目立っていたアップノーズを、低い鼻の鼻整形によって矯正し、左右非対称の原因となっていた鼻中隔弯曲症も同時に改善した症例です。肋軟骨移植が必要となるケースやデザインのプロセスについて解説します。

重要ポイント
- アップノーズは、鼻先の上がった角度によって鼻が短く見え、鼻の穴が目立つ形状です。鼻先だけでなく鼻全体のバランスを整えることが重要です。
- 鼻先の角度が大きく上がっている場合、皮膚が十分に伸びないことがあるため、強固な軟骨(肋軟骨)の移植が必要になる場合があります。
- この症例では、肋軟骨を用いて鼻先を下げて高さを出し、非対称の原因となっていた鼻中隔弯曲症も同時に矯正して、鼻の穴の形まで整えました。
アップノーズでお悩みの方は、通常、鼻先がかなり上がっており、鼻の穴が目立っています。鼻先の角度が上を向いていると鼻が短く見えることもあるため、低い鼻の鼻整形においては、鼻先だけをいじるのではなく、鼻全体のバランスを整えることが極めて重要になります。
この記事では、アップノーズを矯正しながら鼻中隔弯曲症も同時に改善した実際の症例プロセスをまとめています。
01
なぜアップノーズ手術に強固な軟骨が必要になることがあるのか?
今回行われた手術の核心は、アップノーズの矯正でした。鼻先の角度が上がりすぎている場合、皮膚が十分に伸びないことがあるため、強固な軟骨の移植が必要になることがあります。上がった鼻先を下げるには、その位置を維持できる構造体が必要となるためです。
そのため、この症例では肋軟骨を用いて鼻先を下げつつ、高さも同時に整えました。鼻先の矯正において確認する要素についての詳細は、鼻尖形成ガイドでご確認いただけます。
02
なぜ鼻中隔弯曲症も同時に矯正したのか?
この患者様は左右非対称があり、鼻中隔湾曲症もその原因の一つでした。鼻先を下げるだけでは非対称が残ってしまうため、アップノーズの矯正とともに鼻中隔湾曲症も同時に矯正しました。
鼻中隔湾曲症を一緒に矯正したことで、鼻の穴の形も整い、患者様が希望されていた形により近づけることができました。手術内容は以下のように整理できます。
| 確認された状態 | 行った矯正内容 |
|---|---|
| 鼻先の角度が上を向いていて鼻の穴が目立つアップノーズ | 肋軟骨で高さを確保しながら鼻先を下げた |
| 左右非対称(鼻中隔湾曲症) | 鼻中隔湾曲症の矯正 — 鼻の穴の形状が整うことにつながる |
| 鼻筋周辺の段差 | 肋軟骨で鼻先を高さを出し、段差を満たしてインプラント(シリコン)を使用 |
手術前と比較して、口元が引っ込んで見えるとともに鼻の立体感が蘇り、口元の突出感が軽減される効果も加わって、より男性的な印象へと変化しました。ビフォーアフターは症例写真でご確認いただけます。
03
手術前のデザインでは何を確認するのか?
アップノーズ手術は鼻先の角度を変えるため、どの程度下げてどれくらい高くするかを決めるデザイン段階が重要になります。この過程で確認する項目は以下の通りです。
- CT — 患者様のCTを参考に、鼻の内部構造を確認します。
- 手術前の写真と希望のイメージ — 手術前の写真と患者様が希望する理想の鼻の写真を一緒に見ながら、方向性をすり合わせます。
- 全体のバランス — 額や顎の骨格、皮膚の厚みを含め、お顔全体のバランスを分析してデザインします。
04
まとめ — 鼻先の角度と非対称は一緒に確認する必要がある
アップノーズは、上がった鼻先のせいで鼻が短く見え、鼻の穴が目立ってしまう問題ですが、鼻先の角度だけで矯正が終わるわけではありません。皮膚の伸び具合によっては強固な軟骨移植が必要になる場合があり、本症例のように鼻中隔湾曲症が非対称の原因である場合は、鼻の穴の形まで整えるために同時に矯正しなければなりません。だからこそ、デザインではCTとお顔全体のバランスを確認するのです。
ご自身の鼻の吊り上がりや非対称がどのような構造から来ているのか気になる方は、1:1ビデオ通話カウンセリングで直接確認していただけます。






よくあるご質問
カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。
アップノーズは鼻先を下げるだけで解決しますか?
アップノーズ手術で肋軟骨が使われるのはなぜですか?
ブタ鼻・アップノーズの手術で印象も変わりますか?
施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。