シリコン除去後に豚鼻の動きは戻る? — 鼻の動きが戻る時期と待機が必要な理由
2026. 3. 8.
豚鼻の動きができなかったためシリコンを除去したものの、それでも鼻がうまく動かない場合 — なぜ腫れや組織の安定化に時間がかかるのか、そしてなぜ最低6ヶ月の経過観察が必要なのか。実際の質問をもとにまとめました。

重要ポイント
- シリコン除去直後に鼻の動きが制限されているように感じるのは、腫れや組織の変化が残っている時期であるためと考えられます。
- 時間の経過とともに腫れが引き、組織が落ち着いてくると、上に持ち上げる(豚鼻の)動きが徐々に可能になることがありますが、個人の組織の状態や手術方法によって差が生じます。
- 現段階で性急に判断するよりも、少なくとも6か月以上経過を見守り、動きや鼻の状態の変化を確認するプロセスが必要です。
鼻の手術を受けた後、時間が経つにつれて予想外の変化や違和感を覚える方もいらっしゃいます。特にシリコン除去後に鼻の動きや色の変化が現れると、不安が大きくなることがあります。また、鼻の手術後に豚鼻ができるのか、いつから自然に動かせるようになるのか疑問に思う方も多くいらっしゃいます。
実際にいただいたご質問をもとに、本記事ではシリコン除去後に現れる可能性のある変化や、鼻の動きが戻る時期について整理して解説します。
01
どのような質問でしたか?
約5年前に耳介軟骨とシリコンを用いて鼻の手術を受けられた方のお話です。
- 時間が経つにつれ、鼻の手術後に豚鼻ができないことが不便であり、鼻の形も気に入らなかったため、シリコンを除去されました。
- 初回手術の際、段鼻(鷲鼻)があると言われて削ってから進めたものの、シリコン除去後、削った段鼻の部分が青白く見えた後、あざのような紫色になったとのことでした。
- 鼻尖の耳介軟骨は、「除去すると出血が多くなる可能性があり、すでに組織と癒着しているため整理が容易ではない」と言われてそのまま残されました。
- 最初は豚鼻ができるようになると聞いて除去を決断したものの、後になって「完全にはできない、少し持ち上がる程度かもしれない」と言われて混乱している状況であり、「現在の状態は術後早期だからなのか、それともシリコンを除去しても本来的に豚鼻は難しいのか」というのがご質問の核心でした。
02
シリコン除去後でも鼻がうまく動かないのはなぜですか?
現在の状態は、手術から十分な時間が経過していないため、腫れや組織の変化が残っている時期である可能性があります。
手術直後は組織が安定した状態ではないため、鼻の動きが制限されているように感じられることがあります。時間の経過とともに腫れが引き、組織が落ち着いてくると、持ち上げる動きも徐々にできるようになる場合があります。
ただし、このような変化は個人の組織状態や手術方法によって差が出ることがあります。そのため、現段階で性急に判断するのではなく、少なくとも6か月以上経過を見守り、動きや鼻の状態がどのように変化するかを確認するプロセスが必要です。除去後の再手術までご検討されている場合は、まず再手術ガイドで判断基準をご確認いただけます。
| 時期 | 観察できる状態 |
|---|---|
| 除去直後 | 腫れ・組織の変化が残る — 動きが制限されているように感じられることがある |
| 腫れが引く時期 | 組織が落ち着く — 徐々に動きが可能になる場合がある |
| 少なくとも6か月以降 | 動き・鼻の状態の変化をもとに判断できる時期 |
03
似たお悩みの改善症例はどのように進められたのでしょうか?
鼻孔の非対称とアップノーズ(豚鼻)のお悩みを改善した症例(モニター同意を得て掲載)を一緒に見ていきましょう。
- 手術前の状態 — 鼻先の長さが短く、正面から鼻の穴が比較的多く見えており、鼻筋も低いため平坦な印象でした。横顔では鼻先が上がったアップノーズのように見え、鼻の穴の非対称も同時に見られました。以前にフィラー(ヒアルロン酸等)の施術歴があったため、まずはそれを整理した上で矯正を進めました。
- 矯正の方向性 — 派手すぎない自然な鼻筋ラインをご希望されたため、約4mmのシリコンを使用しました。鼻中隔軟骨だけでは補強が不十分であったため、耳軟骨を追加で活用しました。鼻筋中央にわずかに突出していた鷲鼻は滑らかに削り、短い鼻先は軟骨を何層にも補強して長さを確保する方向でデザインしました。
- 鼻の穴の非対称 — 手術前の鼻の穴の大きさの違いは、鼻中隔湾曲症の影響によるものでした。構造的な原因であるため、完全な対称にすることには限界がある場合もありますが、矯正後は視覚的に大きな差を感じない程度にまで緩和されました。
実際のビフォーアフターの変化は、ビフォーアフター写真でご確認いただけます。
04
まとめ — 少なくとも6ヶ月後の判断
シリコン除去後に思うように鼻が動かない場合でも、すぐに失敗と判断するのは困難です。腫れや組織の変化が残っている時期には動きが制限されているように感じられることがあり、時間とともに変化する可能性があるためです。少なくとも6ヶ月以上は経過を見守りながら動きや鼻の状態の変化を確認し、その変化に基づいて次のステップを判断するという順序になります。
ご自身の現在の鼻の状態がどの段階にあるか気になる場合は、1:1ビデオカウンセリングでご確認いただけます。

シリコン除去後、豚鼻ができません
シリコンと鼻先に耳介軟骨を入れて5年ほど過ごしました.. 豚鼻ができないのがとても不便で形も気に入らなかったので、今日シリコンを除去して今は冷やしているところです。
元々鼻筋にわずかに気づかない程度の段差があったのですが、先に削ろうと言われて削りました
その部分が最初は薄っすら青あざになっていたのが、冷やしていたら今は紫色になってしまいましたT_T
そして鼻先の耳介軟骨は、除去すると出血が多く癒着しているから取るのが大変だということでそのままにしておいたほうが良いと言われ、そのまま残しました
豚鼻ができるようになるとはっきり言われたのに、手術後に別の看護師さんから、少し持ち上がるだけで豚鼻
にはならないと言われました....
豚鼻ができるようにしたくてシリコンを抜いたというのもあるのにT_T
まだ時期が早いからでしょうか、それとも豚鼻は一生無理なのでしょうか??







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手術後、炎症、出血、神経損傷などの副作用が生じる可能性がございますので、当院の医療チームにご相談ください。
よくあるご質問
カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。
シリコン除去後すぐに豚鼻を作ることはできますか?
削った鷲鼻の部分が青あざのような色になっていますが、大丈夫でしょうか?
なぜ鼻先の耳軟骨は除去されずに残されているのですか?
施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。