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両顎手術後の鼻整形 — 鼻中隔軟骨と寄贈肋軟骨の選択

2024. 7. 1.

両顎手術後に鼻中隔軟骨が不足している状態での鼻整形材料選びにおける3つの質問 ― 鼻中隔の過度な採取による副作用、耳軟骨による補完の妥当性、寄贈肋軟骨のメリット・デメリットについて、院長の回答をもとに整理しました。

重要ポイント

  • 両顎手術後に鼻中隔軟骨が不足している場合の鼻整形材料について、どちらが一概に良いとは言い切れません — 鼻の形やアップノーズの程度、鼻中隔が支持力を保っているかを確認した上で決定される問題です。
  • 鼻中隔軟骨は鼻の中心で鼻を支える役割を果たしているため、過剰に採取すると鼻が沈み込んでしまうことがあり、不足している場合は他の軟骨で補います。
  • 鼻中隔が不足している場合、耳介軟骨で補う方法が最も一般的です — 一方、寄贈肋軟骨はご自身の軟骨を傷つけずに済むものの、自己組織ではないという短所があります。

「両顎手術を受けたため、残っている鼻中隔軟骨が少ないと言われました。寄贈肋軟骨を提案するクリニックと、残りの鼻中隔に耳介軟骨を補うことを提案するクリニックに分かれていますが、どちらが正しいのでしょうか?」

これは、両顎手術後の鼻整形について調べている方が実際に直面することの多い分かれ道です。この質問をくださった方はアップノーズ(豚鼻)の矯正を希望されており、寄贈肋軟骨についての悪い噂を聞いて自己軟骨を希望する気持ちと、機能を持つ鼻中隔を使い切ってしまうと問題が生じるのではないかという心配の間で悩まれていました。

この記事では、その3つの疑問に対する答えを整理します。

01

材料の選択 — なぜどちらが良いとは言い切れないのか?

多くの方が同様の悩みを抱えていますが、どちらが良いかを一概に決めるのは困難です — お一人おひとりの鼻の形が少しずつ異なるからです。現在の鼻の形、アップノーズの程度、そして鼻中隔が鼻をしっかり支えているかなど、いくつかの要素を確認した上で決定すべき問題です。

言い換えれば、「寄贈肋軟骨が良い材料かどうか」を問うのではなく、「自分の鼻の状態に合う材料の組み合わせはどれか」を問うのが正しい順序です。質問者様が疑問に思われた3点について順を追って見ていきましょう。

02

鼻中隔軟骨を多く使うと、どのような問題が生じる可能性がありますか?

鼻中隔軟骨は鼻の中心に位置し、鼻を支える柱のような役割を果たしています。 このように支えとしての役割を担っているため、過剰に採取すると鼻が下に沈み込んでしまうことがあります。

そのため、鼻中隔が不足している場合は、無理に採取するのではなく他の軟骨を使用することで過剰な採取を防ぎます。「機能を持つ軟骨を使い切ってしまっても大丈夫なのか」という心配はごもっともであり、実際の手術でも同様に、残すべき分はしっかりと残すという方針で判断されます。

03

鼻中隔が不足している場合、耳介軟骨で補っても大丈夫ですか?

手術方法として何の問題もありません。鼻中隔が不足している場合、残りの鼻中隔に耳介軟骨を補うのが最も広く用いられている方法です。両顎手術後のように鼻中隔の余力が少ない状態で自己組織での手術を希望される場合、当然のように検討される選択肢です。

04

寄贈肋軟骨を使用しても大丈夫ですか?

すべての手術にはメリットとデメリットがあります。2つの選択肢を整理すると以下のようになります。

材料の組み合わせメリットデメリット
残りの鼻中隔 + 耳介軟骨自己組織で進行可能。鼻中隔が不足している場合の一般的な方法使用できる軟骨の量に限りがある
寄贈肋軟骨耳介軟骨や鼻中隔軟骨を使用せずに済む自己組織ではない

寄贈肋軟骨の使用には耳介軟骨や鼻中隔軟骨を温存できるという利点がありますが、自己組織ではないという欠点もあります。重要なのは、材料のせいで手術が失敗することはないということです。基準となるのは、個々の鼻の状態に合った材料を選ぶことです。材料ごとの特徴は、材料ガイドでより詳しくご確認いただけます。

05

まとめ — 材料の優劣ではなく、ご自身の鼻の状態が基準です

両顎手術後の鼻整形の材料選びは、「寄贈肋軟骨か自己軟骨か」という優劣を競うものではありません。鼻中隔は支持機能を保つため過剰に採取することができず、不足分を耳介軟骨で補うか、あるいは寄贈肋軟骨で代替するかは、鼻の形、アップノーズの程度、鼻中隔の支持状態を確認した上で決定される事柄です。相矛盾するカウンセリング結果で迷われている場合は、各クリニックがどのような根拠に基づいてその材料を提案したのかを比較してみることが役に立ちます。

ご自身の鼻の状態にどの材料が適しているか気になる場合は、1:1ビデオカウンセリングで直接ご確認いただけます。実際の修正事例はビフォーアフター写真でご覧いただけます。

両顎手術後の鼻整形:鼻中隔軟骨の採取とその役割

両顎手術を受けたため、鼻中隔軟骨があまり残っていません。

鼻中隔軟骨が不足しているため、寄贈肋軟骨を勧めてくるクリニックもあれば、

残っている鼻中隔軟骨に加えて、手術中に採取する耳軟骨を使うことを提案するクリニックもあります。

肋軟骨については悪い話をたくさん聞いているので、できれば自分の軟骨を使いたいのですが、

鼻中隔軟骨にも存在する理由があるはずですし、

鼻整形でそれをほとんど使い果たしてしまった場合、どのような副作用が考えられるでしょうか?

手術は、鼻の穴が見えるアップノーズを改善するためのものです。

1. 鼻中隔軟骨の役割と、過剰採取による副作用

2. 鼻中隔軟骨が足りない場合に、その場で耳軟骨を採取することに問題はないか?

3. 私のような場合、素直に寄贈肋軟骨を使うのが良い選択肢でしょうか?

よくあるご質問

カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。

両顎手術を受けると、鼻整形に使える鼻中隔軟骨は少なすぎることになってしまいますか?
このご質問者様のように、両顎手術後に鼻中隔軟骨があまり残っていないと告げられるケースがあります。鼻中隔は中心となる支持構造であり過剰に採取できないため、残りが少ない場合は、耳介軟骨や寄贈肋軟骨など他の材料で補う方向性が検討されます。
寄贈肋軟骨は避けるべき材料なのでしょうか?
そのように捉えるべきではありません。寄贈肋軟骨には耳介軟骨や鼻中隔軟骨を使わずに済むというメリットがある反面、自己組織ではないというデメリットもあります。材料それ自体に善悪があるわけではなく、個々の鼻の状態に合った材料を選択することが重要なのです。
アップノーズの修正にはどの材料を使うべきですか?
アップノーズの程度、現在の鼻の形状、鼻中隔がしっかり支えられているかどうかによって異なります。検査を通じてそれらの要素を確認した上で材料の組み合わせを決定する、という順序になり、カウンセリングの段階で「なぜこの材料なのか」という説明をしっかり聞いておくのがよいでしょう。

施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。

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