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両顎手術を受けていると鼻中隔軟骨は使えない? — 両顎手術後の鼻整形の材料にまつわるお話

2025. 1. 15.

両顎手術の際には鼻中隔の下部が切除されるため、鼻整形に使用できる軟骨のサイズが不足することがあります。CTで鼻中隔の状態を確認する理由、耳介軟骨の限界、そして肋軟骨をおすすめする基準について整理しました。

重要ポイント

  • 両顎手術を行うと鼻中隔の下部が切除されるため、鼻整形に十分な軟骨が残っていないケースが少なくありません。
  • 鼻中隔の状態は外側からは確認しづらいため、CT検査で確認し、大きさや安全性を考慮して肋軟骨が使用されることが多くなります。
  • 単に大きさだけでなく、このような大手術によって内部が弱くなっている可能性があるため、審美的な問題と機能的な問題をあわせて見ることが重要です。

鼻整形では、可能であれば鼻中隔軟骨や耳介軟骨の移植が優先的に推奨されますが、大きさが足りない場合や軟骨が柔らかすぎる場合には肋軟骨が推奨されます。再手術でも頻繁に推奨されます。

その中でも、カウンセリングで特によくいただく質問があります。「両顎手術を受けたのですが、鼻中隔は使えませんか?」この記事では、両顎手術の既往がある方の鼻整形で材料がどのように判断されるかを整理します。

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なぜ両顎手術後は鼻中隔が使いにくいのか?

両顎手術を行うと、鼻中隔の下部が切除されます。しかし、鼻整形で鼻中隔を使用するには一定の大きさが必要です。残っている鼻中隔はサイズが不足することが多いため、機能面と安全性を考慮して結果的に肋軟骨が使用されます。支持力が必要な部位には、より硬い軟骨を使用する方が安定するためです。

また、大きさだけの問題でもありません。両顎手術のような大きな手術を経験しているため、内部が弱くなっている可能性も高くなります。そのため、両顎手術の既往がある方には肋軟骨が推奨されることが多くなります。

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鼻中隔の状態はどのように確認するのか?

鼻中隔の状態は外見からは確認が困難です。そのため、CT検査を通じて残存する鼻中隔の大きさと状態を確認した上で、材料が判断されます。

素材検討されるケース
鼻中隔・耳介軟骨十分な大きさと強度がある場合に優先的に推奨される材料
肋軟骨鼻中隔の大きさが足りない、または柔らかすぎる場合、再手術、両顎手術の既往がある場合

耳介軟骨だけで鼻整形を行うと、強度が弱いために元の状態に戻ってしまったり、希望通りの高さが出なかったりする可能性があります。そのため、支持力が重視される状況では、自家肋軟骨のようなより硬い材料が検討されます。材料ごとの特徴は、鼻整形材料ガイドでまとめてご覧いただけます。

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両顎手術後の鼻整形では、他に何を確認するのか?

両顎手術後には、稀に鼻の変形が生じることがあり、その際には審美的な問題だけでなく機能的な問題も伴う場合があります。

そのため、両顎手術の既往がある鼻整形では、次の点をあわせて確認します。

  • 鼻の構造的な限界の把握 — 残っている鼻中隔と内部構造がどのような状態にあるかをまず確認します。
  • 審美的・機能的な問題の同時解決 — 形態の改善とともに機能的な問題にもあわせて対処することが重要です。
  • 手術の前後の関係を考慮したプランニング — 顔全体のバランスと手術歴を反映して方向性を定めます。

両顎手術後の鼻整形は、こうした判断の積み重ねによるノウハウが必要とされる分野です。そのため、手術歴を正確にお伝えいただき、計画を立てることが重要となります。

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まとめ — 手術歴によって使用する材料が変わります

鼻整形の材料は、鼻の状態だけでなく手術歴によっても異なります。両顎手術の経験がある場合、鼻中隔の下部が切除されているため大きさが不足していることが多く、内部が弱くなっている可能性もあるため、肋軟骨が検討されます。鼻中隔の状態は外側からは分からないためCTで確認し、美容面と機能面の問題を総合的に考慮した計画が必要です。

両顎手術の既往があり鼻整形をご検討中の場合は、1:1ビデオカウンセリングにて手術歴とお鼻の状態をあわせてご確認ください。

よくあるご質問

カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。

両顎手術を受けている場合、鼻中隔軟骨は絶対に使えませんか?
一概に決めつけるのではなく、CT検査によって残っている鼻中隔の大きさと状態を確認した上で判断します。ただし、両顎手術の際に鼻中隔の下部が切除されるため、鼻整形で必要とされる大きさが不足していることが多く、肋軟骨を使用するケースが多くなります。
耳軟骨で代用することはできませんか?
耳軟骨単独では強度が弱いため、元の状態に戻ってしまったり、期待した高さが出なかったりする可能性があります。大きな手術の後に内部が弱くなっている可能性まで考慮すると、支持力が重要となる部位には、より強固な軟骨を用いる方が安定します。
両顎手術後に鼻の形が変わってしまったようですが、美容的な改善だけで十分ですか?
両顎手術後の鼻の変形では、美容面だけでなく機能面の問題も伴うことがあります。鼻の構造的な限界を把握し、両方を同時に改善する計画を立てることが重要です。

施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。

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