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3回目の鼻の手術 ― なぜ自家肋軟骨で計画されたのか:寄贈肋軟骨手術後の再手術症例

2025. 1. 24.

寄贈肋軟骨・耳介軟骨・シリコンによる初手術を受け、その後再建手術を経て、再びご来院された方の症例です。鷲鼻の凹凸感と短く見える鼻の長さを自家肋軟骨と骨切り幅寄せでどのように整えたのか、さらにX線(レントゲン)でシリコンが曲がって見える場合の判断基準についてまとめました。

重要ポイント

  • 複数回の手術歴がある鼻の再手術は、新しいデザインからではなく、どのような構造と材料が残っているかを確認することから始まります。
  • 本症例では、寄贈肋軟骨・耳介軟骨・シリコンでの初回手術を受け、再建手術を経た後、より安定した結果を得るために自家肋軟骨を活用した手術が計画されました。
  • 鼻背・鷲鼻は骨切り幅寄せで整え、鼻筋には従来のプロテーゼの代わりに肋軟骨の細片を活用し、安定性と自然さを両立させました。

「すでに2回再手術を受けているのですが、もう一度受けるべきでしょうか?」

鼻の手術の回数が増えるほど、次の手術を決断する前の悩みは深くなります。手術を重ねるごとに鼻内部の組織の状態は変化し、以前にどのような材料が使われたかによって次の計画も変わってきます。本記事では、寄贈肋軟骨での初回手術後、再建手術を経て、再びご来院された方の再手術プロセスを、判断と計画の順序を中心にまとめました。

01

どのような状態で再びご来院されたのか?

本症例の患者様は約7年前に寄贈肋軟骨、耳介軟骨、シリコンを用いて初めての鼻の手術を受け、その後さらに1回の再建手術を受けられましたが、結果に満足できず再びご来院されました。

前回の il surgery において鷲鼻の矯正が不十分で鼻背が滑らかでなく、鼻全体の長さが短く見える点もお悩みとして確認されました。カウンセリングで状態を診察した所見は以下の通りでした。

  • 鼻背中央の凹凸感 ― ラインが不自然につながる原因
  • わずかな鼻孔(小鼻)の左右差
  • 過去2回の手術歴 ― 1回目で寄贈肋軟骨を使用

つまり、単に「ラインが気に入らない」という問題ではなく、前回の素材や残された構造を総合的に確認する必要がありました。複数回の手術を受けた鼻で何を確認すべきかについては、鼻整形再手術ガイドで詳しくご覧いただけます。

02

なぜ自家肋軟骨で計画されたのでしょうか?

すでに2回の手術歴があり、初回の手術で寄贈肋軟骨が使用されていたため、より安定した結果を得るために自家肋軟骨を用いた手術をおすすめしました。このアプローチは、難易度の高い女性の鼻整形において比較的安定した選択肢と考えられています。

患者様は、自然さの中にやや華やかさのある印象を希望されました。そのため、2つの方向性で計画を立てました。

部位計画
鼻背・鷲鼻全体のラインがなめらかに見えるよう骨切り幅寄せで整える
鼻筋従来のインプラントの代わりに細片化した肋軟骨を活用し、安定性と自然さを両立

03

手術後、ラインはどのように変化したでしょうか?

術後、正面から見た鼻背の幅が狭くなり、下から見た鼻先も患者様のご希望どおりの高さと形に整えられていることが確認できました。鼻先のラインがすっきりしたことで、全体の印象もより洗練されたものになりました。

自家肋軟骨を用いた手術後、眉間から鼻先にかけてのラインがよりまっすぐで柔らかく整えられ、以前は窪んで見えていた鼻背の中央部分が自然に補われました。横顔では、女性の鼻整形で重要な要素の一つである鼻唇角(鼻と上唇の間の角度)の改善がはっきりと現れています。

注意すべき点として、術後早期は鼻筋がやや高く見えることがあります。これは自家組織が時間の経過とともに一部吸収されることを考慮して設計された結果です。掲載されている様子は術後約1ヶ月の時点であり、その後約6ヶ月かけて吸収と組織の安定化が進み、ラインが定着していきます。実際の修正症例はビフォーアフター写真でご覧いただけます。

04

まとめ — 手術回数が多いほど、事前の計画が最優先

複数回の手術によって悩みが深くなっている場合でも、残された構造や素材の状態を十分に確認した上で計画を立てれば、安定した結果が期待できます。本症例は、寄贈肋軟骨の使用歴がある鼻を、自家肋軟骨と骨切り幅寄せによって再び整えたプロセスでした。鼻の再手術や鼻のラインの改善をご検討中の方は、1:1ビデオカウンセリングにてご自身の現在の状態に合わせた計画をご確認いただけます。

鼻のシリコンの写真について質問です

こんにちは、2月に3回目の鼻の再手術を受けました。シリコンが少し下がってきたので再手術をして、2回目は片側に曲がってしまったのでもう一度手術を受け、今回は特に問題もなくうまくいったように思えました。でも昨日、目の周りを怪我して顔のレントゲンを撮りました。幸い骨折はなかったのですが、鼻のシリコンも写っていました。それが「1」のようにまっすぐではなく、鼻筋からあんな風に下に曲がっているんです。これは正常なのでしょうか、それともシリコンがあんな風に曲がってしまったのでしょうか?見た目には曲がっているようには見えませんし、痛むことも全くありません。シリコンは普通、/ <---- こんな形をしているものではないのでしょうか?画像ではまっすぐではありません……。また再手術が必要になるのではないかと心配です…T_T

医療法第56条第1項を遵守し、KOWON美容外科が作成しました。

手術後、炎症、出血、神経損傷などの副作用が生じる可能性がございますので、当院の医療チームにご相談ください。

よくあるご質問

カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。

レントゲンで鼻のシリコンが曲がって見えました — 何か問題があったのでしょうか?
鼻整形後、CTやレントゲンでシリコンがわずかに湾曲して見える現象は比較的よく見られます。これはシリコンの上にある軟部組織の重みや、シリコンの上部は骨の上に位置し、下部は軟骨の上に乗っているという鼻の構造的特徴によるもので、画像上で曲がって見えることがあります。痛みがなく、外見上の変化も見られない場合は、形状の異常である可能性は低いです。
寄贈肋軟骨で手術した鼻を自家肋軟骨で再手術することはできますか?
本症例のように、初回手術で寄贈肋軟骨を使用した場合であっても、その後の手術では自家肋軟骨を活用したプランを立てることができます。ただし、手術歴や残存している組織の状態によって判断が異なるため、過去の手術情報とあわせてご相談いただく必要があります。
再手術後、ラインはいつ頃安定しますか?
本症例の写真は、術後約1か月の様子を示しています。自家組織は時間の経過とともに一部が吸収されるため、その後およそ6か月にわたって吸収と組織の安定化が進み、ラインが落ち着いていきます。

施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。

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