矢印鼻・団子鼻の手術後に矢印鼻が残っている場合 — まず鼻柱と笑顔の表情を見極める
2024. 8. 2.
矢印鼻・団子鼻の手術後も矢印鼻が目立つ理由についての回答 — 笑顔の際に小鼻が引き上がるケースと、無表情時でも鼻柱が下がったままのケースの見極め、そして鼻中隔下制筋の遮断が有効な状況について解説します。

重要ポイント
- 笑顔の際に鼻柱だけがその場に留まり、小鼻が上へ大きく引き上がる場合、手術後であっても矢印鼻のように見えることがあります。
- 笑わずに無表情の時でも矢印鼻に見える場合は鼻尖を少し上げる方法を検討でき、笑顔の際に鼻柱が下垂する場合は鼻中隔下制筋の働きを遮断する方法を検討できます。
- ただし、笑顔の際の横への広がりは修正を行っても改善が難しい場合があるため、どのケースに該当するかを直接確認した上で方針を決定する必要があります。
「矢印鼻と団子鼻の手術を受けたのですが、団子鼻は少し良くなったものの、矢印鼻が以前より目立つように思えます」
このお話は、実際のカウンセリングでのご質問から始まります。この患者様は再手術を検討しており、手術を受けたクリニックに不満な点を伝えたところ、院長から「笑顔の時に小鼻が人より引き上がりやすく、矢印鼻を強調してしまう特徴がある。鼻柱をこれ以上上げるとアップノーズに見える恐れがある」と説明されたそうです。ご自身の観察でも、無表情の状態で鼻柱が下がっており、手術後も笑顔の際に小鼻が不自然に広がって引き上がるため、小鼻縮小だけで改善できるのかと質問されました。
この記事では、そのご質問への回答をホームページ向けにまとめています。
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手術後でも矢印鼻がより目立ってしまうことがあるのはなぜか?
笑顔の際に鼻柱部分だけがその場に留まり、小鼻が上へ引き上がると、相対的に鼻柱が下へ垂れ下がっているように見え、矢印鼻のように見えることがあります。つまり、鼻尖そのものに問題があるというよりは、表情を作ったときの周囲の動きの大きさと鼻柱の位置の差によって、矢印鼻のような印象が生まれるケースです。
このようなケースでは、鼻尖をどれだけ上げたかよりも、まず無表情時と笑顔時の状態を別々に確認することが先決です。再手術を検討される際はなおさらです。再手術で確認すべきポイントについては、鼻整形の再手術ガイドでご確認いただけます。
| 該当するケース | 検討可能なアプローチ |
|---|---|
| 笑わずに無表情の時でも矢印鼻に見える | 鼻尖部分を少し上げる方法 |
| 笑顔の際に鼻柱が下へ垂れ下がる | 鼻中隔下制筋の働きを遮断する方法 |
| 笑った時に鼻が横に広がる | 修正を行っても改善が難しい場合がある — 直接の確認が必要 |
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笑顔の際に垂れ下がるケースにはどのようにアプローチするのか?
笑う時に鼻柱部分が下に垂れ下がる場合、鼻の横への広がりを抑えるために鼻中隔下制筋の働きを遮断する方法が検討できます。これは、表情を作った際に鼻先を下に引っ張る筋肉の動きが、矢印鼻の印象に関与しているケースであるためです。
一方で、笑った時の鼻自体の横への広がりは、矯正を行っても改善が難しい場合があります。同じ「笑うと変化する鼻」であっても、垂れ下がりと広がりとではアプローチが異なるため、どちらに当てはまるかをまず見極める必要があります。鼻先側の矯正において確認するポイントは、鼻先手術ガイドにまとめられています。
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では、適切な手術はどのように決まるのでしょうか?
正確な改善方法は、現在の鼻の形と笑った時の様子を直接確認して初めて分かります。ご質問のように、小鼻縮小だけで効果があるかどうかを事前に判断することは困難です。写真や言葉で説明された状態だけでは、鼻柱の位置や表情による変化の程度を把握しにくいためです。
- 無表情時の様子 — 鼻柱がどの程度下がっているか、鼻先の向きを確認します。
- 笑ったり話したりする時の様子 — 小鼻がどの程度持ち上がるか、鼻柱が垂れ下がったり広がったりするかを確認します。
- 両者の違い — その違いがどこから生じているかによって、鼻先を高くするのか、筋肉の働きを遮断するのか、方向性が変わります。
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まとめ — 2つの状態を分けて見ることが最優先
手術後も矢印鼻のように見える場合、まず「どこをさらに高くするか」を決めるのではなく、無表情時と笑った時の見た目がどのように異なるかを最初に見極めなければなりません。鼻柱が下がった位置にあるのか、表情筋が引っ張っているのか、横に広がっているのかによって、検討すべき方法や限界はそれぞれ異なります。
ご自身の鼻がどのケースに当てはまるか気になる場合は、1:1ビデオカウンセリングにて無表情時と笑った時の状態を直接確認することができます。

どんな鼻の手術を受けるべきでしょうか?
以前、団子鼻+矢印鼻の手術を受けました。
それ以来、矢印鼻がより目立つようになり、団子鼻は改善したものの、まだ少し残っています。
再手術を検討しています。執刀医に不満な点を伝えたところ、私の場合は笑ったときに他の人よりも小鼻が自然と持ち上がりやすく、それによって矢印鼻が余計にひどく見えてしまうこと、そして鼻柱をこれ以上上げるとアップノーズに見えてしまうと言われました(ただ、笑っていない安静時でも鼻柱は垂れ下がっています)。手術後も鼻が広がり(小鼻もかなり広がります)、笑ったときにここまで上がってしまう小鼻を改善するにはどんな手術が良いでしょうか?小鼻縮小だけでも効果はありますか?
よくあるご質問
カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。
矢印鼻・団子鼻の手術後でも、矢印鼻がより目立ってしまうことはありますか?
鼻柱をもっと持ち上げれば解決するのではないでしょうか?
小鼻縮小だけでも笑った時の広がりを改善できますか?
施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。