軟骨の透けで真皮脂肪移植の再手術を受けたのに、また透けて見える — 吸収が疑われる理由
2024. 11. 12.
軟骨の透けに対して軟骨を除去し真皮脂肪移植を行う再手術を受けた後、再び白く透けて見えるようになったというご相談。移植した真皮脂肪が吸収されて沈み込み、その下の構造が透けて見えている可能性が高いという判断と、真皮脂肪の再移植や耳介軟骨による補強といった改善方針について解説します。

重要ポイント
- 軟骨を除去して真皮脂肪を移植したにもかかわらず再び透けて見える場合、移植した真皮脂肪が吸収されて沈み込み、その下の構造が透けて見えている可能性があります。
- その場合、再び透けて見えないようにするために、真皮脂肪を再移植するか、凹んだ部分を耳介軟骨で補強するなどの選択肢が考えられます。
- 写真だけでは透け具合を正確に判断することはできません。まずは執刀医による詳しいカウンセリングを受けることが先決です。
「軟骨が透けて見えていたため、約1年前に自家真皮脂肪移植で再手術を受け、軟骨は完全に除去しました。しかし最近になって、その部分がまた白く透けて見えます。軟骨はないはずなのに、なぜこうなるのでしょうか?」
KOWON美容外科のキム・ヒョンテク院長が知識iNでお答えしたご質問です。原因を除去して補強まで行ったにもかかわらず、同じ症状が再発したように感じられ、より戸惑われた状況でした。その回答をもとに、真皮脂肪移植後に再び透けが生じる理由と、その補強方針についてまとめました。
01
どのような状況だったのか?
質問者様の経過は次のとおりです。
| 時期 | 状況 |
|---|---|
| 初回手術後 | 軟骨の透けが気になる |
| 約1年前 | 再手術 — 自家真皮脂肪移植、軟骨除去 |
| 現在 | 透けていた部分が再び白く見える(写真よりも実物のほうがはっきりしている) |
質問者様がおっしゃったように、写真上では軟骨の透けが確認しづらい部分がありました。回答ではまず、具体的なお答えのためにはより鮮明な写真が必要であるという前提をお伝えしました。それでも写真上において、その部位が反対側に比べてやや窪んでいる様子が観察されました。
02
軟骨を除去したのに、なぜ再び透けて見えるのでしょうか?
回答における推測は、移植組織の吸収でした。移植された真皮脂肪が時間の経過とともに吸収されて窪みが生じ、その下にある鼻軟骨の透けが現れたという判断でした。
つまり、「軟骨がないのに透けている」というよりは、透けをカバーしていた真皮脂肪層が薄くなり、下の構造が再び見えるようになった状況と解釈できます。反対側よりも窪んで見えるという所見も、この推測を裏付けています。
03
どのように補うことができますか?
回答では、補うための2つの方向性が提示されました。
- 真皮脂肪の再移植 — 窪んだ部位(右側)に再び真皮脂肪を移植する方法
- 耳介軟骨による補強 — 透けが生じないよう、窪んだ部分を耳介軟骨で満たす方法
どちらの方法も「窪んだ部分を満たす」という目的は共通しています。どちらが適しているかは実際の状態を確認して初めて判断できるため、回答では手術を行った担当医と詳しいカウンセリングを受けることをお勧めして締めくくられました。再手術を判断する際の確認事項については、再手術ガイドで詳しく解説しています。
04
まとめ — 再発のように見えても、原因は異なる場合があります
同じ部位に同じ症状が再び現れると、手術が失敗したのではないかと感じてしまいがちです。しかし今回のケースのように、原因は「除去されなかった軟骨」ではなく「移植組織の吸収」である可能性があり、その場合は補う方法も異なります。窪んだ部分を何で満たすかは、実際の状態を確認した上で決定される — それが正しい順序です。
鼻の透けの原因が気になる場合は、1:1ビデオカウンセリングで現在の状態を直接ご確認いただけます。

鼻の手術についての質問です
去年の10月に鼻先の軟骨が透けて見えていたため再手術を受けました。
再手術では軟骨を完全に除去して自家真皮を入れたのですが、最近また白く透けて見えてきています。
自家真皮でもこのようなことが起こるのでしょうか?
軟骨が入っていないのになぜ透けて見えるのか理解できません。
写真では分かりづらいですが、実際に見るとすごく目立ちますT_T
よくあるご質問
カウンセリング前によくいただくご質問にお答えします。
軟骨を除去した後でも、軟骨が透けているように見えることはありますか?
移植された真皮脂肪は吸収されることがありますか?
写真のカウンセリングだけで透けを判断することはできますか?
施術への反応や回復の経過には個人差があります。効果や副作用は人によって異なります。出血、感染、腫れ、左右差などが生じる場合があります。ご決断の前に、当院の医療チームにご相談ください。